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【airballoon over the sky】
そしてまた始まる

じゃあ、またって手を振って ひとりぼっちになった君の顔には
さっきまで誰かに見せていた笑顔が しばらく張り付いていた
本当は寂しくて 泣き出したくなった気持ちを堪えて
まだ何か言いたげに 心はぶるぶると震えていた

僕たちは約束を求める生き物だ 先の見えない未来は不安だから
ともすると僕たちは 約束に生かされていると言ってもよい
何かの終わりは 新しい何かの始まりだということ
そう思わなければ 終わりの重圧に押し潰されそうだから

坂道の途中で振り返る かつての面影は遥か遠く

何にも変われなかった また繰り返しの毎日だった
そんな気持ちでいっぱいで 青空にもお天道様にも
何だか申し訳ない気分になって 思わずうつ向いてしまうけど
ここが何かの終わりでも また何かが始まると信じている


幼子が手放してしまったのか 真っ赤な風船は重力を振り切って
街の頭上にのし掛かっている 真っ青な空へと浮かび上がった
それはどこまでも自由で 同時に寂しくもあって
笑えばいいのか泣けばいいのか よく分からない顔で見上げていた

幼子を見下ろして 風船はどんな気持ちだっただろうか
自由への安堵を感じたか それとも孤独感に苛まれただろうか
自由とは時として恐怖だ 何かに縛られている方が楽かもしれない
夢や希望もきっとそう 贖罪や諦めなんてのもその類い

君を動かすものならば なんだって構わないよ

思いの絶対値はきっと変わらない きっかけになりうるのは
喜びだって悔恨だって 君を前に進ませる動力になりうる
ということは 何もかも無駄ではないということなんだよ
ここが何かの終わりでも また何かが始まると信じている


全てが終わってしまっても 舞台からしばらく動けなかったこと
皆が馬鹿にした誰かの夢物語を 君だけが真剣に聴いていたこと
誰もがただ通りすぎるところで 君だけ立ち止まってしまったこと
皆の前では笑って見せて 後でひとりこっそり泣いたこと

何にも変われなかった? また繰り返しの毎日だった?
そんなことないだろう 同じ場所に立っている君だけど
見る人が見れば分かる あの頃とは全然変わっているってね
それと同様に 相変わらずなところもあるだろうけど

ということは 何もかも無駄ではないということなんだよ
ここが何かの終わりでも また何かが始まると信じている
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